もう来年の準備です

今回は写真無しです。
この業界に入って気がつけばもう29年になります。来年春には30年の節目となります。
(実は丁稚奉公・・・のようなバイト時代も含めると+1年なので既に30年選手なのですが)
ここ5年位の遷り変りは今までの10年分以上に相当する気がします。

また今月末より来年の6月以降の商品の手配に東京に毎週のように通う日々が始まります。

 

この業界に入った時は店頭にメジャーブランドをしっかり並べてさえおけば何とかなった時代でした。

また、各メーカーもしっかり商品を作りこんでいた時代だったので、安心して発注する事が出来ました。

ところがここ数年のグローバル化とのお題目で世界共通モデルとなり、量産効果でコストを下げる事が必須となっただけでなく

ショップにも大量発注を義務付ける”押し込み”に近い発注数量が課せられました。しかも全ての商品は買取となり全てショップの自己責任に於いて販売しなくてはいけません。

本当に辛いのは良い物が無いのに義務だけで注文してお客様に勧めなくてはいけない事です。

大昔なら店頭の不良在庫を新しい商品と入れ替えて、ブランド価値が下がらないように焼却処分したメーカーも有りましたが、

今、そんな事するブランドは皆無です。

去年、こんな事が有りました。

ランニングシューズでは初心者~フル初参加レベルのランナーが迷ったらこれを買っておけば間違いないとまで言われたド定番

モデルがモデルライフ中盤に信じられない位の値崩れを起こしました。理由は通常なら1割引程度から売られ始める価格が

発売当初からネットで2割引程度で販売された事で毎週100円ずつ位値段が下がって行くのに、

毎月メーカーから商品が送り込まれて在庫が過多となり更に下がる・・・悪循環です。

原価などはあっさり割り込み、某量販店が商品の引取りをキャンセルする事態が発生しました。発注数量は莫大な数量です。

しかし作ってしまった物はメーカー・問屋・勿論ショップもお金に換えないと大変な事になってしまいます。

ですが、大手量販店以外のショップはキャンセルする事すらままならず、更に換金処分としか思えない価格で売られました

余った商品が業界外の衣料品や電器店のネットショップで更に安い価格で投売りされてしまいます。

最終的には3980円にまで下がりました。

このモデルだけでなく、このブランドの主力品番数点が同じように投売りの対象となりました。

最初に定価近くで買ったランナーの気持ちを考えるとあまりにユーザー不在の施策としか思えません

実はこのメーカー以外にも似たようなケースはメジャーブランドでは結構有ります。

 

このブランドとは付き合いが当時は浅かったので直接の被害は無かったのですが、販売に携わる者として悲しい出来事でした。

 

売る側として、そのお勧めしたシューズ・ウエア・グッズを使う事で気持ちよく走れたり、良い記録が出たり、何よりランニングライフが充実した物となって日々楽しく過ごして頂きたい思いを込めて商品を吟味して並べる為に実際に展示会場に足を運んで、セレクトしています。

 

実は更に来春に掛けて新しい取り組みを幾つか検討してます。

正直、あまりお安くは無い物も有りますが、確実に効果が期待出来る物や、反対にこれなら気軽に使える手頃だけど非常に格好良いアイテムも準備段階に入っています。いずれも石川県・北陸では初になる物ばかりです

入荷時期が確定次第、案内致します。